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Beauty & Health 通信 第10章
免疫力を高めよう!

免疫(めんえき)って、なに...?

免疫(めんえき)は、体内に侵入した細菌やウイルスから、カラダを守ってくれている防御システムです。免疫には、《2種類》の免疫が存在します。

❶ 自然免疫(しぜんめんえき)

カラダの中に細菌やウイルスなどが入ってくると、その侵入者(抗原)に対して真っ先に攻撃する免疫反応のことです。
例)マクロファージや好中球、ナチュラルキラー細胞など

❷ 獲得免疫(かくとくめんえき)

同じ種類の侵入者が再び体内に侵入すると過去の感染経験やワクチンの接種により免疫を記憶し抗原を見分け、記憶することで、同じウイルスに出会ったときに攻撃してくれる免疫反応のことです。
例)T細胞やB細胞などのリンパ球

また、免疫システムには粘膜免疫全身免疫があります。

粘膜免疫は、目や鼻、口、腸管などの粘膜から体内に侵入しようとする細菌やウイルスを最前線で排除する働きを持っています。また全身免疫は、感染してしまった後に病原体を排除する働きを持っています。

粘膜免疫のチカラを上げるために、
腸内環境を整えることは、
とても大事な要素の1つとなってきます。

免疫力を上げるためには...?

乾燥させない

冬は、暖房をつけたり湿気が少ないので空気が乾燥しやすいです。
乾燥するほど広い空間にウイルス飛沫が広がります。
こまめな水分摂取や、うがいなどでのどを保湿しましょう。また、加湿器や濡れタオルなどで空気の乾燥を防ぎましょう。

カラダをあたためる

低体温だと免疫細胞の活動も低下してしまうんです…!
マフラーや手袋、ハラマキなどを使用すると体が冷えにくくなるのでお出かけ前やお出かけ中にもオススメです。また、入浴も忙しいとシャワーだけになりがちですが、ゆっくり湯船につかることで体が芯から温まります。
お気に入りの入浴剤を使うことで気分も上がりますね♪

適度な運動

寒い冬は、お家にこもりがちですが、適度な運動は免疫力を高めることにとても効果的です。
また、体温の上昇や肥満予防にも繋がります。こもりがちなお家のなかでもできる簡単な運動から始めてみましょう!
入浴後の血流が良くなっている状態でストレッチなどを行うとベストです!

腸内環境を整える

腸内の善玉菌を増やすことで、免疫力を高めたり、感染症を予防します。
ヨーグルトや大豆製品、野菜や穀物などを意識してとるようにしましょう!
逆にたんぱく質や脂質が中心の食事、不規則な生活、ストレス、便秘などは悪玉菌が腸内で増えます。また、排便のリズムを整えるために、バランスの良い食事をしっかりとることや、早寝早起きも心がけましょう。

免疫力をあげるおすすめ食材

海藻類

海藻類は、海の中の養分を吸収して育つので『海の野菜』とも呼ばれています。
野菜と同じように、《タンパク質》や《脂質》なども含んでいるほか、ミネラル類は野菜よりも多く含まれています。海藻類に含まれているミネラルには免疫力を上げる以外にも様々な効果が期待できます。
例えば、髪を健康に保つ効果や、便秘の解消、生活習慣病の予防などです。
そのまま食べられるワカメや焼き海苔など、簡単に摂取できるものが多いので忙しい時でも簡単に摂取することができます!

ニンジン

ニンジンには、《βカロテン》や《食物繊維》、《カリウム》などが豊富に含まれています。
動脈硬化の予防や、視力低下の防止、美肌効果、便秘解消、血圧の低下などの効果が期待できます。
調理以外にもジュースにすると摂取しやすくなります!しかも、ジュースにすることで、βカロテンの吸収率を約1.5倍まで増やすことができるのです!

きのこ

きのこには、《βグルカン》、《ビタミンB群》、《食物繊維》などが豊富に含まれています。
βグルカンは、免疫力に関わりのあるナチュラルキラー細胞や白血球の働きを活性化させます。風邪の予防やガンの抑制、花粉症などのアレルギー改善・予防などの効果が期待できます。
炒めたり焼く場合は、強火にすることがポイントです。

チーズ

チーズには、《タンパク質》、《脂質》、《ビタミン》、《ミネラル》が豊富に含まれています。
免疫力を高めるほか、高血圧の予防や疲労回復・便秘解消や美肌効果も期待できます。ただ、チーズは適切な分量を守って摂取することが肝心です。
スライスチーズの場合は、1日に2枚を目安に摂取しましょう。

免疫力をあげるおすすめレシピ

5種類のキノコを使った
からだ温まるきのこ汁

きのこには、免疫力アップに必要な《ビタミンD》や《ビタミンB2》が含まれています。
さらに、《βグルカン》とよばれる食物繊維が免疫力を強化してくれます。

【材料】
・しいたけ  2枚(20g)
・エリンギ  1本(30g)
・しめじ   ½パック(50g)
・えのき   ½袋(50g)
・まいたけ  ½パック(50g)
・豆腐    150g
・だしの素  小さじ2
・水     1・ ½カップ
・みりん   小さじ1
・しょうゆ  小さじ1

** 作り方 **

① しいたけは薄切りにし、えりんぎは長さを半分に切って薄切りにする。
しめじ、まいたけはほぐす。
えのきは、ほぐして長さを半分に切る。

② 鍋に水をいれて沸騰させ、①とだしの素を入れ、きのこがしんなりするまで煮る。

③ みりん・しょうゆを加え、味を整える。

④ 豆腐をさいの目に切って加え、サッと煮る。

⑤ 器に盛り、完成。

にんじんとわかめのナムル

海藻には、皮膚や粘膜の健康を保つために必要な《βカロテン》が含まれています。
βカロテンは油に溶ける性質があるので、
炒め物や、和え物に油を加える・海藻サラダに油を使ったドレッシングをかけるなど、
油と一緒に食べることで体内への吸収率がアップします

【材料】
・にんじん    大1本
・カットわかめ  5g
・たまねぎ    1/4
・ニンニク    1かけら
・砂糖      小さじ1/2
・酢       小さじ1
・塩       少々
・しょうゆ    小さじ1
・ごま油     大さじ1
・いりごま    お好みで

** 作り方 **

① わかめは水で戻し、水気を切ってボウルに入れる。

② フライパンにごま油とニンニクを熱し、千切りしたにんじんとたまねぎを入れ、炒める。

③ ②を①のボウルに入れ、調味料を順に入れ加えて混ぜる。

④ 器に盛り、お好みでいりごまをかけて、完成。

今回ご紹介した食材は、
必ずしもこれだけ食べていれば免疫力が高まるわけではありません。

免疫力を高めるためには、
規則正しいバランスの良い食事生活習慣が、
とても大事になります!

ユーグレナが免疫細胞を活性化...!?

免疫力を保つためには、バランスの良い食事をとることが大切です。
ユーグレナには、野菜や魚・肉などに含まれる幅広い栄養素を含み、
その栄養素の種類は《59種類》にも及びます。
また、野菜と違って細胞壁をもたないため、身体への吸収率が高いことでも知られています

しかし、それだけではありません...!

ユーグレナ特有の成分《パラミロン》は、約7割の免疫細胞があると言われている腸の中に到達すると、異物として認識され、免疫細胞たちたたかう準備を始めます。
そこに、本当のウイルスや細菌がやってくると、パラミロンのおかげで準備万端
すぐにウイルスや細菌とたたかうことができ、身体が守られやすくなるのです。

これらのことから、
栄養バランスに気を付けている方だけでなく、
免疫力を上げたい方にも、
ユーグレナはとてもオススメです!(^^)!