close

毎日の"ちょっとした習慣"に寄り添う。

Beauty & Health 通信 第11章
肌の老化は“紫外線”が原因?!

肌の老化って、なに...?

シワ・たるみ・乾燥など肌の老化の原因には
自然老化光老化2種類があると言われています。

自然老化は、年齢とともに起こる老化で、誰にでも起こるものです。しかし一方、光老化は紫外線によって起こる老化です。

毎日の光老化対策によって、お肌の老化を防ぐができるかもしれません…!

肌の老化原因は紫外線?! “光老化”って、なに...?

紫外線を浴びる機会が多い手や顔などは
浴びていない部分よりもシミやしわが多いです。

紫外線を無防備に長時間浴び続けることにより、
シミやしわ、たるみといった症状が現れることを光老化と呼びます。

実は、肌の老化の原因の8割光老化によるものと言われています。

紫外線の影響をおさらい

肌に含まれる、コラーゲンエラスチンは、健康的な美しい肌に欠かせない大切な成分です。
肌にハリと弾力をもたらす大切な役割を果たしています。
しかし、肌が紫外線にさらされ、活性酵素が発生し、細胞にダメージが与えられるとコラーゲンが分解され、減ってしまいます。そして、シワやたるみなどの早期老化を引き起こしてしまうのです。

波長の長いUV-Aは地上の紫外線の約9割を占め、真皮中層まで紫外線が届きます。
肌を支えるコラーゲンやエラスチン繊維にダメージを与えるため、浴び続けると肌はハリを失って、シワになってしまいます。
また、UV-Aは屋外だけでなく室内まで届くので、日常の生活で気づかないうちに浴び続けている可能性があります。

エネルギーが強いUV-B散乱性が高く、あらゆる方向から紫外線が肌に届きます。
短い時間でも肌にダメージを与え、炎症を起こしたり、メラノサイトを活性化させることでシミソバカスを招きます。

つまり、シワ・たるみ・乾燥などの
老化の原因UV-Aなのです。

季節で変わる紫外線量

太陽が最も近づく夏至には紫外線が大気層を通過する距離が短いため、強い紫外線のまま地上に降り注ぎます。また、太陽が最も遠ざかる冬至のころは、紫外線が大気層を通過する距離が長くなるため紫外線も弱まります。

それに伴い、UV-Bは7月~8月の夏季に比べ、冬は5分の1程度にまで減りますが、UV-A2分の1程度しか減らないため、実は1年中UVケアが必要なのです…!

実は、老化の原因となるUV-Aはなんと5月がピーク!!
5月が1年で1番肌の老化が進む月なんです…より一層紫外線への注意が必要です!!

また、紫外線が強い時間帯は午前10時~午後2時頃と言われています。
特に、この時間帯は外に出ている日が多いと思いますので、しっかりと紫外線から肌を守るようにしましょう!

【出典】
https://www.kose.co.jp/jp/ja/kirei/uv-care/step1/
https://db.cger.nies.go.jp/gem/ja/uv/uv_sitedata/graph01.html

SPFPAって、なに...?

日焼け止めは、多くの種類があり迷いますよね。

SPFやPAが異なるそれぞれの商品には、きちんとUVカット効果や使用シーンなどに合わせた特徴があるんです!

まずは、SPFとPAの意味をおさらいしましょう!

SPF(Sun Protection Factor)の略で、主にUV-Bの防止効果を示しています。
2~50の数値、または50以上に高い場合は、「50+」で表示され、数値が大きいほど、紫外線ブロック効果の時間が長くなり、UV-Bの防止効果が高くなります。

PA(Protection Grade of UVA)の略で、主にUV-Aの防止効果を示しています。
「PA+」~「PA++++」の4段階で表示され、+が多いほど UV-Aの防止効果が高くなります。+が高くなるほど2~4倍の防止効果があると言われています。

【引用元】
https://www.kose.co.jp/jp/ja/kirei/uv-care/step2/index.html

活動する時間や場所によって適切なSPF・PAは変わります。

目的や、使い心地、自分の肌に合っているかなど
多くの日焼け止めから、自分に合った日焼け止めを選びましょう!

【引用元】
https://www.kose.co.jp/jp/ja/kirei/uv-care/step2/index.html

日焼け止め使い方をおさらい

日焼け止めは、使用量を守って、日々塗り忘れの無いように使いましょう。
紫外線を十分に守るためには、2~3時間ごとの塗りなおしや顔の中で高さのある、おでこや鼻筋、頬などは重ね塗りがおすすめです。

汗や水に強いウォータープルーフタイプの日焼け止めが主流となっていますが、
撥水性が高いため、日焼け止めを落とす際はクレンジングが必要な場合もあります。

顔は、洗顔料をよく泡立てて、丁寧に
からだは、ボディーソープをタオルなどで泡立てて、洗い落としてください。落ちにくい場合は、クレンジングの使用もおすすめです。

肌に日焼け止めを残したままにすると、吹き出物などの肌トラブルの原因にもなる場合があります。日焼け止めを塗った日は、きちんと落とすことも大切です。

将来の自分の肌を守るためには、
UV-Bだけではなく日常生活で浴びるUV-Aもしっかり防ぐことが
肌の老化を防ぐうえで、とても大切です♪

また、目的や自分の肌に合った
日焼け止めを選ぶこともとても大切です!

1年中降り注ぐ紫外線の対策を意識して、
お肌の光老化を防ぎましょう!